どうも、レビです。


今回は、前から何度かリクエストをいただいていたけどやらなかった、『健全な物語』をやろうと思います。

…別に、面倒くさかったわけではありませんからね。いいね?わかったね?


健全な物語というのは、下ネタやそれっぽい事一切なしの読み物という事です。

…不得意だわぁw


でも、せっかくリクエストをいただいたのでね、仕方なく喜んで書きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

なちょさん、グァバデラックスさん、みぃままさん、じゅごごんさん、本当にありがとうございます。本当にありがとうございます。


文字ばっかりになると思うので、苦手な方は…えと……また明日。




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僕がスパイとしてB社に勤め始めたのは30年前。


元はA社の社員だったが、A社の更なる発展のためにスパイになったのだ。

A社の人間でも、ごく一部しか知らないこの極秘任務を行うにあたって、多額の手当てが出ている。

だからというわけではないが、A社のため、社長のために、全身全霊をかけて必ず任務を遂行する。


B社の内部情報を持ち帰る事が、僕の使命だ。


B社に入社した当初は、とにかく真面目を貫いた。

仕事をしっかりこなし、無遅刻無欠席。

飲みに誘われれば少しだけ付き合い、「そろそろ失礼致します。」と言って帰る。

しつこく食い下がってきた時は、「明日に響きますので…」と言えば完璧だ。

もちろん、用事のない日はまっすぐに家に帰った。


そんな真面目な勤務態度のおかげで、異例の早さでの昇進となった。

普通ならここで舞い上がってしまうかもしれないが、僕はない。

なぜなら、僕の目的は昇進ではないからだ。単なる過程に過ぎない。


僕はますます真面目に仕事をこなした。

ただただ、A社のために。


そんな真面目な僕をB社の社長が気に入ったらしい。

婿に来ないかと言われた。

ここで断ると今までの苦労が水の泡だ。

僕は、承諾した。


妻の事は好きではなかったけれど、一緒に暮らしていると可愛い一面もあった。

程なくして子どもができた。女の子だった。

毎日お弁当を作ってくれたり、子どもの世話をしてくれる妻にはとても感謝している。


妻のサポートもあってか、僕はどんどん昇進していった。


ある日、お義父さんが倒れた。

大した病気ではなかったが、これを機に、会社を僕に譲ると言ってきた。



こうして、僕はB社の社長になったのだ。

よし、これでB社のありとあらゆる内部情報をA社に持ち帰る事ができるぞ。


…待てよ。

B社の社長という地位と名誉や、愛する妻と娘との幸せな家庭を捨ててまでA社に?


それに僕は、A社の元社員だ。

A社の内部情報も少しは知っている。


ならば…




娘は大学生になった。

車を付けてやると言っても、いらないと言う。今は物騒な事件がたくさんあるから心配なのに。

帰りが遅くなる時は連絡しなさいと言っているのに、未だかつてきた試しがない。

つい先程、ろくに朝食も食べずに慌てて出て行った。


妻は変わらず家庭を守ってくれている。

また弁当が1人分になったのを少し寂しがっているようだ。



僕はいつもの時間に出社し、いつもの椅子に座る。

ふかふかの椅子に身を委ねると、秘書が今日の予定を告げにやってくる。


「本日は、◯時よりA社との会議が入っております。」

「そうか、ありがとう。」



僕はA社のスパイなのだ。

僕を信用してB社に送り出した社長の気持ちを考えると、とても裏切るなんてできない。

B社の社長となったからこそ、内部情報を継続してA社に流す事ができるのだ。



…と、思っているに違いない。

ビジネスは需要と供給ではない。支配と淘汰なのだ。

裏側からA社を動かす事は容易い。

僕はA社の元スパイなのだから。






いかがでしたか?結末は予想通りでしたか?

短くまとめたので、伏線を埋める事もできませんでしたw


これにもっと肉付けしていったら小説っぽくなるんじゃないですかね。

全世界の小説家さん、私と共同でやりませんか?続編とか、いくらでも書けますよ。

世界、獲りませんか?お金、ください。





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